日本の国土は、亜寒帯から亜熱帯にまたがる大小の島々からなり、そこには屈曲に富んだ海岸線と隆起の多い山岳など、変化に富んだ地形や各地の気候風土に育まれた多様な動植物相が見られます。
モニタリングサイト1000は、このような日本列島の多様な生態系について、全国1000カ所程度のモニタリングサイトにおいて、生態系の指標となる生物種の個体数の変化等のデータを継続的に収集していく事業です。(モニタリングサイト1000全体に関するホームページはこちら)
このWebサイトでは主に森林・草原調査のコアサイト・準コアサイト調査の紹介と、サイト担当者の情報交換の場を提供しています。
2023年5月22日 「サイト間情報共有【関係者のみ】」の「調査マニュアルQ&A」に、樹木への釘打ちやスプレー 標識について、土地管理者等から配慮を求められた際の対応例を掲載しました(こちら) 2023年4月20日 「2022年度モニタリングサイト1000森林・草原調査報告書」が 生物多様性センターのWEBページで公開されました(こちら) 2023年4月19日 地表徘徊性甲虫調査マニュアルの2022年4月改定版が 生物多様性センターのWEBページで公開されました(こちら) 2023年2月28日 2022年度の調査速報が生物多様性センターのWEBページ > で公開されました(こちら) 2022年8月30日 「サイト間情報共有【関係者のみ】」に「コアサイト・準コアサイト ウェブ講習会」の 開催報告およびスライド資料を掲載しました(こちら) |
モニタリングサイト1000森林・草原調査は、以下の指標生物群とサイト配置によって2004年度から調査を実施しています。
モニタリングサイト1000森林・草原調査では、生態系の状態を把握するために、次の3つの生物群を指標として調査を実施しています。
樹木 寿命が長く、気候変動などの長期的な環境変化の指標となる生物 地表徘徊性 甲虫 分解者である土壌動物を捕食し、移動分散能力が低く、寿命が短い 短期的な環境変化、特に土壌環境の変化の指標となる生物 鳥類 行動範囲が広く、広域的な環境変化の指標となる生物
モニタリングサイト1000森林・草原調査では、コアサイト20箇所(32 調査区)、準コアサイト28箇所(28 調査区)で調査を実施しています(2020年3月末時点)。
コアサイト ・成熟した天然林(一部二次林を含む)。 ・原則として、毎木調査、落葉落枝・落下種子調査、地表徘徊性甲虫調査、鳥類調査を毎年実施。 準コアサイト ・成熟した天然林(一部二次林・人工林を含む)。 ・原則として、毎木調査、鳥類調査を5年毎に実施。
※仁鮒水沢は2010年度で調査を終了しました。準コアサイト数には仁鮒水沢を含めていません。
※青色表示したサイトは、サイトの概要と詳細情報へのリンクを、「サイト紹介」ページに掲載しています。
「調査方法」の「マニュアル」を更新しました(2023-05-22) 「公開情報」の「報告書・速報」を更新しました(2023-05-22) 「成果リスト」を2022年版に更新しました(2023-05-22) 「サイト一覧」の詳細リストを2023年版に更新しました(2023-05-22) 「サイト紹介」に対馬龍良山サイト(準コアサイト)を追加しました(2023-5-22) 「サイト間情報共有【関係者のみ】」の「調査マニュアルQ&A」を更新しました(2023-05-22) 「サイト間情報共有【関係者のみ】」に「コアサイト・準コアサイト ウェブ講習会」の開催報告およびスライド資料を掲載しました(2022-08-30)
モニタリングサイト1000森林・草原調査 ネットワークセンター
野間野 史明 小川 裕也
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学大学院農学生命科学研究科森圏管理学講座(定量生命科学研究所455号)
TEL: 03-5841-5490
E-mail: moni1000f_networkcenter@jwrc.or.jp
※ウェブサイトの掲載情報には細心の注意を払っていますが、種同定の誤りなど、当サイトの情報により何らかの損害受けた場合一切保証しません。